ビリーフとは
〇人は自分が信じるものでつくりあげられています
人は自分が信じるものでつくりあげられているというのをご存じでしょうか?
意識したことはありますか?
どういうことかというと
若かりし頃、私は仕事で大勢の前でプレゼンテーションをした経験があります。
プレゼンの直後、当時の上司が会場に集まってくれた人に対して、「彼女は彼女なりに一所懸命やりました。」と言いました。
そして、当時の私は「自分はできない」「自信がない」と信じていました。
当然、自分はできないと信じていた私は、その上司の言葉を聞いて、「ああ・・・・やっぱり今日のプレゼンはダメだったんだ。良くなかったんだ。
だから、上司はあのようにフォローをしてくれたんだ」と、思ってしまったんです。
がっくり肩を落とした時の感覚を今でもはっきりと覚えています。
ですが、その日、会場の客が引いてから、上司が私に近づいてきてかけてくれた言葉に大変驚きました。
「とても良かったよ!何よりわかりやすかった!」上司はそう言って褒めてくれたました。
私は、その言葉に大変驚き、正直信じられませんでした。
そうです。
「自分はできない」「自信がない」と信じていた私は、「彼女は彼女なりに一所懸命やりました。」という上司のたった一言ですら、ネガティブに受け取ってしまっていたんです。
逆にどうでしょう?「自分はできる」「自信がある」そのように信じていた私だったとしたら?
同じ上司の言葉でも、褒められたように感じる、少なくともポジティブに受け取ったのではないでしょうか。
自分が何を信じているかによって、受け取り方、その反応は異なるのです。
相手の反応は同じなのに、自分の反応が異なるということです。
つまり、自分次第ということですよね。
このように私たちの目の前の現実、世界は自分の信じるものでつくりあげられています。
相手が問題なのではなく、自分の信じるものが、目の前の現実を生み出しているということです。
そして、これはどこからくるのか、なにがそうさせるのか。
実は私たちが何を信じるかは、過去の経験に左右されています。
過去に何かしら経験したことがきっかけで、その過去の経験は現在においても絶えず繰り返されて、この先の未来においても過去に経験したときのようになるのだろうという予測を生み出してしまうのです。
つまり、過去のどこかで、自信を失う何か、出来事を経験した。
もしくは、自分はできないと思ってしまった過去の何か、出来事があったということです。
私たちの現在、目の前で起きていることに対するとらえ方は、過去の影響をあまりに受けているために、目の前で起こっていることを、歪めたり、限界を設けたりせずに見ることができなくなっています。
これが、ビリーフの正体です。
私たちは、自分が誰なのか、自分が本当は何を望んでいるのか、何を信じているのか
私たちが望みさえすれば、改めて見直すことができます。
それにより、本らの自分や、新しい自分を見つけて、深く感じることができるのです。
NLPでは、ビリーフの見つけ方だけでなく、新しいビリーフの書きかえ作業までもお手伝いします。
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